Cosmetic Medicine in Japan -東京大学美容外科- トレチノイン(レチノイン酸)療法、アンチエイジング(若返り)
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・扁平母斑(先天性、遅発性の茶色いあざ)
・けが、やけどや手術後の色素沈着、
・老人性の細かいしわ
・にきび、にきびあと、
・毛穴の開き、くすみ
・老人性色素斑(老人性のしみ)
・老人性疣しみ、そばかす(日焼けあとのしみ
・乳頭、乳輪の黒ずみ、
色素沈着などその他あらゆる色素沈着症や老化した皮膚が対象です。
その他、美容外科全般についてのご相談もお受けしております。

(注)トレチノインとはレチノイン酸の中の一つ、オールトランスレチノイ
ン酸の別称です。 東京大学美容外科は1998年に開設されました。

 

一般的には、ビタミンAの誘導体(オールトランスレチノイン酸)の外用剤やメラニン合成酵素阻害剤のクリームなどを1日2回塗布します。サンスクリーン(日焼け止めクリーム)や保湿剤も毎日使います。必要に応じて、さらに強い酸を使用して化学的に皮膚を溶かします(ケミカルピーリング)。レーザーを使用する場合もあります(レーザーリサーフェシング)。にきび痕の場合には強力なピーリングをしたり、深く削る(グラインダーによるメカニカルピーリング) こともあります。角質が盛り上がっているシミには前処置としてピーリングやレーザーをすることがあります。深いメラニンを含むシミの場合はレチノイン酸治療の後でレーザーを行うことがあります。

2週間に1度の割合で、通院していただきます(レチノイン酸治療を行うときは2回目は1週間後です)。治療には少なくても8週間を要しますが、これまでレーザーや他の方法で治らなかったものでも大丈夫です。また、他院で治療を受けて、満足の行く結果が得られなかった方も歓迎いたします。 レーザーで効果の無い肝斑、炎症後色素沈着などにも大きな効果を期待できます。

本治療法で使用する薬品は厚生省の認可を受けておりませんが、東大病院の治験審査委員会の承認を得ております。本薬品の弱いものは米国はじめ海外では認可されております。

副作用としては、使用後数日より患部の発赤、ひりひり感がでますが、そのまま治療を継続しても徐々におさまります。治療期間中は避妊を励行しなければいけません。

レチノイン酸治療は7年前より約11000名の患者さんが受けられ、他の治療法では得られない著明な効果が短期間で得られています。実際の治療結果をご覧下さい。

レチノイン酸治療は原則的に自費診療となりますが,営利を目的としたものではありません。

 

 

ケミカルピーリングとは酸など皮膚に障害を与える液体を使って、角質や表皮、さらには真皮までをも化学的に溶かして、新しい皮膚の再生を促すことによって、病変を治療したり、より健康で美しい皮膚を取り戻そうとする方法です。治療目的によって、使用する薬剤やピールする深さなどが変わります。

 

様々な種類の薬剤が使われます。代表的なものはAHA(アルファヒドロキシ酸:フルーツ酸とも言われます.具体的にはグリコール酸や乳酸が主に使われます.)とTCA(トリクロール酢酸)です。フェノール、ジェスナーズ液やサリチル酸も使われます。

 現在、国内のエステや美容外科、皮膚科などで広く行われているピーリングは、20-50%のAHA(主にグリコール酸)を使ったピーリングです。サリチル酸(20%程度)もよく行われています。副作用は小さいのですが、主に角質を剥離するもので、にきびにはある程度効果がありますが、残念ながら一般的には一時的な効果しかありません。TCAはさらに深いピーリングも可能で本質的な治療も可能になりますが、その分、治癒に時間がかかります。フェノールも深いピーリングが可能です。深いしわなどにも有効です。ブルーピールという名前で呼ばれているのはTCAのピーリングの1つです。ブルーピールは施術医にピールする深さがわかりやすいように15%のTCAに青い色素を入れたものです。

ピーリングの場合は、術前の前治療や術後の後治療が非常に重要です。角質や表皮を剥がすことになりますから、表皮が持つ本来のバリア機能や水分保持機能が失われますから、それに対する適切な対処が必要になります。エステのピーリングは非常に弱い(トラブルが起こりにくい)ものにもかかわらず、最近エステのピーリングでトラブルが続出していると報道されているのも、すべて術前術後の適切な処置をしていないから起こっているのです。十分な知識を持った医師のもとで受けるようにしましょう。


 

にきび、にきび痕
・肌のクスミ
・肌荒れ、乾燥した皮膚
・老化した皮膚、小じわ(皮膚の若返り)
・薄い色素沈着
・肉割れ、妊娠線
・他の薬剤の浸透性を高める効果
などです。

 

≪さらに専門的な内容(医家向け)を見たい方はこちらをどうぞ ≫

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